日本文型練習14

77.N/これ・あれ・それ+　～こそ
好きこそものの上手なれ。＜ことわざ＞
彼は学校の成績こそんなに良くないが、素直で物怖じしない子ですよ。

78.N+こそあれ/V+こそすれ：けれども・てもの強調。(古い書面語)
期待こそあれ、挫折は想像すらしなかっただけに意外です。時、我に利あらずでしたね。（時不我與）
人生は苦しいものこそあれ、精一杯夢を叶うようにしたいんだ。

79.どんなに/どれほど/なんと～ことか・だろう：個人的感嘆表現。「ことか」(書面)
会話->ことだろう/ことでしょう/なんと～こと！
晴れ渡った青空はなんと美しいことか。
親から何度弟に忠告したことか。しかし弟はそれに耳を貸そうともしなくて、映画やゲームに徹夜でやっているばかりだ。(不當一回事，聽不進去)

80.V-た+ことがある/こともある->過去
　V+ことがある/こともある->今・時々
彼はコーヒーショップに勤めているから、その店に行くと、彼と顔を合わせることがある。
私は一度チベットに言ったことがあるから、大自然と融合する当地の住民はとても楽天的だといえるね。

81.～ことができる：「いる・ある・分かる」などの状態動詞、ものが主語になる自動詞「光る・壊れる」には使わない。
毎日三十分の運動をすれば、ダイエットしなくても、いいスタイルを維持することが出来ると自信を持ってる。
プライベートなことなので、私がお話できるのがこれだけです。
＊カタカナ形容詞は「な形」

82.ことから->事実判断
ところから->視覚判断
何でも自分一人でやろうとするところから、無理が生じる上に、体も壊すよ。
世界各国が石油を依頼しすぎるから、アメリカ大統領のブッシュが石油産出国に頼むことさえしてしまった。

83.N+の・が如し/　～如き　N/～如く　V・形容詞：古語＝ように・ような
その娘は蝶の如く軽やかに、花の如くあでやかに舞った。
光陰は矢の如し。

84.～ことだ：自分の意見・感想・事実を強調する
勝負は最後まであきらめないことなので、捨て身でかかれば、万に一つのチャンスも生まれる。
今更見苦しい真似はしないことだ。言い訳がましい弁解はせず、自分の蒔いた種は自分で刈ることだ。(自食其果)

85.～ことだから/こととて(丁寧)/こともあって：よく「なにしろ／なにせ～（ことだ）から」と一緒に使う
過敏なこともあって、彼は運動を日常仕事としてやっているため、症状が軽減してきた。
天候も不順なことですし、くれぐれもお体にお気をつけください。