小麦人形
皆さんは人形を作った経験がありますか。私は、高校一年生の時、美術の授業で、粘土で茶色の熊を二つ作って以来、先週の水曜日、四年ぶりに人形作りを経験しました。珍しいチャンスなのに、わけのわからない停電があって、大騒ぎをしましたが、緊急照明灯によって、小麦人形は何とか無事に出来上がりました。では、小麦人形について、紹介させていただきます。
まず、材料については、小麦粉やもち米が主で、それにいろいろな色を加えて、赤、青、黄色、黒、白、緑の土をその晩に手にいれました。先生が基本的な形をはじめ、作り方や保存方法などもどんどん教えてくれました。形の面では、円形、楕円形、棒状、そして、雫状に分けられます。どんなに複雑な作品でもこれらの基本的な形に、細い刻み痕から作られているそうです。次に、もっと多彩な作品を作りたければ、自分で異なった土を混ぜたりして、インターネットも参照の上、好きな色を作ることができるとも言われました。食用の小麦粉を材料にしているから、完成品はゴキブリに食べられてしまう可能性もあるが、清潔な環境を維持するには、掃除をするほかはないとも言われて、皆ブーイングをしました。もし、ぶつかって、落ちたものは、接着剤でくっつけて済ます事が出来ます。
そして、私たちは、停電のまま緊急照明灯の下で、人形を作り続けました。先生はゆっくり説明してくれましたが、たっぷり時間があるのに、ぐずぐずした私は、やはり猫の手も借りたいほどてんてこ舞いしました。腕のいい先生は、愚図な私を見るに見かねて、第一番目の作品のパンダを除いて、続いての鸚鵡や子供向けのスパイダーマンの八割は先生が手伝ってくれました。鸚鵡には、螺旋状の模様を作るために、色取りの土を取って、速く掌で巻かなければ、土が乾くと、粘りが失われるから、私が体をようやく作り上げた途端に、もうしわができ始めましたので、仕方なく、先生が速やかに十五秒以内に新しい体を作って下さいました。次のスパイダーマンも同じ羽目に陥り、足が小さいせいで、たけばしにぴったり出来なかったので、先生がまた助けてくれました。
とにかく、三つの作品が出来て、気持ちも晴れてきました。芸術や美術などは本当に心を安らかにし、和やかになれる魅力があるなぁと思わず考えました。中学校卒業前も、何十時間もかけて、しおりを先生に贈り物として、一生懸命に作りました。しかし、手作りが一番大好きだった私も時間不足の現在、ただ店で買うことにするしかありません。でも、今度は時間がある限り、手作りしたいと思います。
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その後、高校時代の親友と食事するとき、自分が作った小麦人形(亀さん、豚、天使と??)をみんなに配りました。
2009年3月27日 星期五
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